『全ての悩みは対人関係』の向こう側にあるものとは?
『全ての悩みは対人関係』の向こう側にあるものとは?
『全ての悩みは対人関係』・・アドラー心理学でいわれていることなんですね。
ほぼ生活していく中で、生じる悩みは人間関係や対人関係にあるとい言われているんです。
たしかに・・と思います。マコはお仕事をしていますが、その中での人間関係で悩むことがしばしばです。
『全ての悩みは対人関係』の向こう側
アドラーは、すべての悩みは対人関係にあるということを伝えていましたが、実はさらに突っ込んだことを教えてくれています。
アドラーは『全ての悩みは対人関係』の向こう側にあるものを伝えています。それは
すべての喜びもまた対人関係にある
ということなんですね。つきつめていくと、本当にそうだなと感じます。
たとえば、悩みをどんどん掘り下げていくと、家族の問題になったりもします。そこもまた対人関係になるわけですもんね。
人間である以上、人とかかわっていくことが、タスク=課題となり、悩みも当然そこから生まれます。
反対に、喜びもまた人間関係や対人関係から生まれるとアドラーは、伝えているんです。
たしかに
- 第三者に悩みを聞いてもらえたらうれしい
- 誰かと楽しい時間を共有出来たらうれしい
単純だけど、自分一人でもうれしいけど、第三者がいればもっと楽しめることっていっぱいありますよね。
人と直接かかわらなくても、ツイッターなどのSNSで、自分が面白いとおもったことが、いろいろな人に共有してもらえると、めっちゃハッピー!喜びにつながります。
だからこそ、人間関係が面倒と感じても逃げてはいけないんです。
だからといって、
合わない人と必要以上にからんだり、話をする必要はない
合わない人と会話をするのがストレスですし、疲れますよね。
とくに仕事上で関わる人は、気の合う友達でも趣味が同じ仲間でもありません。
アドラーさんは、仕事上で関わる人とは、『信用』の関係だと言われています。
信用の関係とは・・何らかの利害や外的要因、条件付きの関係
仕事場ですので、給与が発生する、時給が発生する、分業が発生する以上、なんらかの条件付きの関係になるということです。
ですから、職場の人間関係で悩んだときには、仕事で関わる人=利害関係が発生する関係と意識しておくと、割り切って接することができるかもしれません。職場の人に友情を求めてることではないんですね。
※だからといって、職場ではただドライに冷たく接すればいいんだ!自分の仕事だけして後は何も関与しなくてもいいんだ!ということでもないとアドラーは伝えています。このあたりはまた詳しく紹介しますね。※追記 記事を作りました>>職場での程よい距離感の取り方5つ - 職場の人間関係を改善したいブログ
もしも職場の人間関係で疲れたら
もしも職場の人間関係で疲れたな~いやだな~と感じたら、
- 利害などの条件付きが一切ない友達とかかわる時間をつくる
- 好きなことや楽しいことを共有できる仲間と過ごす
こちらに意識を向けてください。すべての喜びは対人関係につながっています。会えないならラインでもメールでもかまいません。
自分一人で考え悩むと、ぐるぐるぐるぐる思考が堂々巡りで余計疲れてしまいます。
自分が思ってる以上に、他者とのかかわりは、自分の喜びになる
一人で解決しようとするのはなく、人に相談する!人間である以上当たり前のことですので、ときには甘えていきましょう。