仕事で苦手な人との付き合い方~7:2:1の法則から学ぶ実践的な方法3つ
仕事で苦手な人との付き合い方~7:2:1の法則から学ぶ実践的な方法3つ
仕事で苦手な人がいると感じると、付き合い方って?どう対応したらいい?と考えてしまうことがありますよね。
なんとなく苦手と思うと、話が合わないと感じたり、嫌われていると思いイヤな感情がわくことがあると思います。そこで仕事で苦手な人との付き合い方の実践的な方法を紹介しますね。
まずは7:2:1の法則を意識しよう!
仕事で苦手な人とはいるときの付き合い方や対応で悩むときは、まず 7:2:1の法則を意識しておくとよいですよ。
7:2:1の法則は、アメリカの臨床心理学者カールロジャーズ氏が提唱しているもので
10人周りにいるとすると
- 2人はあなたのことを好き。相性が合う
- 7人は無関心で、味方にもなり敵にもなる
- 1人はあなたのことを嫌い。合わない
という法則です。どうあがいても誰でも周りに10人いれば、一人はあなたと合わないと感じる人がいるのです。
何をしたということもなく、ただ好きではない、合わないと感じるということですね。梅干しが嫌いとか、トマトが嫌いとかと同じように、理由はあまりないんですよ。
ですので、あの人が○○だからイヤだとか、あの人が私を陥れようとしている・・とか、余計な感情を入れないで、誰でも10人に1人は合わない人がいるのは当然と心得ます。
そのうえで、仕事上の苦手な人との付き合い方や対応策を考えてみましょう。
仕事で苦手な人との付き合い方~実践的な方法3つ
1、会う頻度を減らす
シフト制なら、まずなるべく会わないようなシフトに操作しましょう。たとえば5回のうち1回でも顔を合わす回数が減れば、グッと気分もよくなります。
シフトの変更が無理なら、休憩時間をずらす・・など、できる限り
顔を合わす機会を減らすことを努力してみる
苦手と感じながらも感情が先行してしまい、会う機会や時間を減らす・・ということができていない場合がけっこうあります。
まずはほんの少しでも、絡む時間を減らすことから対応してみましょう。こうすると、いざ接するとき楽になります。
2、グループ付き合いを心がける
仕事の仕方によっては難しい場合もありますが、できる限りグループのなかでの付き合いにするようにします。
1対1で接すると、やはりストレスが大きくなります。グループや第三者がいるほうがよいですよね。
何か話さなければならないシチュエーションがあれば、できる限り第三者を通じて対応しましょう。面倒だけど、必ず10人のうち一人は、合わない人がいるんです。しょうがないです笑。
3、必要なことだけ話す
仕事をしていると、どうしても苦手な人と話すような状況が出てきてしまいます。そのときは、端的に必要最低限のことを冷静に話すようにします。
これは「必要以上のことを話さない」ともとれます。また大事なのが、
感情を持ち込まない
ことです。苦手な人だと、どうしてもネガティブな感情がつきまといやすいですね。あの人は特別に私と目を合わせない・・とか、根拠のないことを考えてしまいます。
感情を持ち込むから、苦手と感じるし、苦手と感じるとさらに感情的になりますよね。ですので、
感情を持ち込まないように意識する
これも大事です。ただ、これって結構難しくて、苦手な人がつい気になってしまう・・ということってありませんか。このあたりは以下の記事が役に立ちます。
終わりに
仕事が絡むと、どうしても苦手な人と一緒にいなくてはならないときがありますよね。ただ、会者定離という言葉があるように、
出会った人とは必ず別れが来るものです。
永久に同じような環境にいるわけではありません。
ですので、苦手な人との付き合い方や対応に対しては、深刻にならずに、7:2:1の法則を意識しながら感情を持ち込まないで、必要最低限のときだけ接するようにするとよいですよ。